19日午後2時35分ごろ、秋田県大潟村と三種町の境の八郎湖東部承水路で、「氷の上でワカサギ釣りをしていた2人が水路に落ちた」と、近くの釣り人から119番通報があった。県警能代署によると、70代の男性1人が救出されて病院に搬送されたほか、別の男性1人も午後4時40分ごろ、水中で見つかり、県警や消防が救出している。 同署は、気温の上昇で氷が割れたとみて調べている。男鹿地区消防本部によると、現場付近の氷の厚さは約10センチだった。 秋田地方気象台によると、この日の大潟村の最高気温は平年より3・9度高い7・3度で、3月中旬並みの暖かさだった。