インターネット上の仮想通貨ビットコイン(BTC)の世界最大級の取引所だった「マウントゴックス」(MG、東京)が全取引を停止し28日、東京地裁に民事再生手続きし、破綻した。 会見したMGのフランス人、マルク・カルプレスCEO(28)は「システムに弱いところがあって、ビットコインがなくなって、皆さんにご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」と日本語で謝罪。同社によれば、75万BTC(約420億円)が不正アクセスで盗まれ、30億円の債務超過に陥った。同社は刑事告発を検討している。 MGの破綻をめぐっては、仮想通貨が現法の規制対象外であることから、日本政府は対応に乗り出していない。麻生太郎財務相(73)も「通貨として誰も認めていない。長く続かないと思っていた。どこかで破綻すると思っていた」と被害者の自己責任との立場だ。 だが、詐欺問題に詳しい紀藤正樹弁護士は、日本政府の傍観スタンスを疑問視する
![ビットコイン取引所破綻でものんきに傍観する政府と麻生財相 | 東スポWEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/686ff3219965bbaaedb14baab803ee6a1e1c8433/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftokyo-sports.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2FOGP.jpg)