人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。 (右から)ノンフィクションライター 小野一光毎日新聞論説委員 元村有希子QPR代表取締役 清田智ピーチ代表取締役 中城年昭岐阜県立看護大学教授 両羽美穂子自動車ライター 渡辺敏史 東京都千代田区 北九州市東京事務所にて(撮影・杉山秀樹) 60年に1度の丙午生まれが大勢を占める私たちは、江戸時代の迷信により、前年比で出生数が25パーセント減ったという稀有な学年。そのせいか競争心はさほど強くなく、のんびりとしている。 母校である北九州市の福岡教育大学附属小倉小・中学校は小中一貫校。小学校が1学年2クラスで、中学からは3クラスだった。清田と渡辺の2人は中学から、他の4人は小学校からという内訳なので、概ね当時の割合に即した構成だ。 レディファーストで紹介すると、両