「行きつけの店」――なんだかイヤ～な言葉ですね。おずおずと店に入ると、それまでざわざわしていた店が一瞬で静かになり、カウンターの客が一斉にキッとこちらを見る。「あっあっ、ひ、一人なんですけど……」なんて必要以上に卑屈になると、店主は「そこ詰めてあげて」と常連客にお願い。 もはやペコペコすることがワシのアイデンティティじゃ！ とばかりに男Aは頭を下げ続け、一つ確保できた椅子にようやく座るのです。しょっぱなの「常連カウンター一斉キッと見攻撃」により意気消沈した男Aはメニューも見ずに「あ、ビールと冷奴とお新香」と言い、「私はちゃんと頼む気持ちを持っています！ 冷やかしではありません！」アピールをするのでした。 しかし、地獄はそこからも続きます。「最近ヒロのヤツ来ないな」「ヒロ、肝硬変になったらしいよ」「マジかよ、大変だな」「ヤマさんの方が肝硬変、ヤバいよ。アンタ、ヒロの5倍は飲むじゃん」「まっ、

いつもつくる肉じゃがに、仙台麩を入れてみました。 仙台麩って煮込むとなんとも言えない歯ごたえで味が染みて美味しいんです！仙台麩丼も前に作ったけど、煮込み料理でもイケます！うちの作り方をご紹介。 ちなみに我が家の肉じゃがは牛肉じゃなく豚肉です。 材料（4人前） じゃがいも 小4個 人参　小2本 玉ねぎ　中1個 豚肉（薄切り） 300g 仙台麩　1袋（半分×2本） だし汁 水600cc（3カップ）＋だしパック１つ 醤油 大さじ3 酒　130cc 砂糖　大さじ4 作っていきます 1.食材を一口大に切って、鍋で炒める じゃがいも、にんじんは少し大きめの一口大に。玉ねぎはくし切りにして、鍋で油（分量外）が全体に回るくらいに軽く炒めます。 2.だし汁と酒で煮る 野菜を炒めたら、水600ccとだしパックを１つ（顆粒だし小さじ２強でもOK）加えて、５分ほど煮込みます。 3.砂糖と豚肉を加え、アクをとる 砂