日銀の黒田東彦総裁は13日、参院の「国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会」に出席した。黒田総裁は2014年4月の8%への消費税率引き上げについて「経済に想定以上の影響を与えたのは事実だ」と指摘。駆け込み需要の反動減や実質所得の減少による消費の低迷が「やや予想を超えた大きさだったと認めざるを得ない」と語った。 黒田総裁は、増税前の13年9月の記者会見で「予定通り増税しても、基調的に潜在成長率を上回る成長が続く。景気が腰折れするとは思っていない」と、増税の影響について楽観的な見方を表明。政府に対し、財政再建を着実に進めるよう促していた。 日銀は4月末に公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、14年度の実質GDP(国内総生産)見通しを前年度比マイナス0.9%に下方修正している。
【台北=田中靖人】台湾当局が東京電力福島第1原発事故後に導入した日本の食品に対する輸入規制を強化する問題で、日台双方の窓口機関による協議が13日、台北市内で行われた。関係者によると協議は物別れに終わり、15日から日本からの食品輸入が全て停止することが確実になった。 協議には、日本側から農林水産省や経済産業省の課長級も出席した。台湾は震災以降、福島など5県の食品の輸入を禁じており、(1)日本から出荷される全ての食品に都道府県別の産地証明(2)東京都や静岡県など特定地域の水産品、茶類、乳幼児食品など3分類800品目超の「高リスク産品」に放射線検査証明-の添付をそれぞれ求めている。 台湾側は今年4月16日、規制強化を一方的に発表。日本側は「科学的根拠に欠ける」として撤回を求めていた。 13日の協議でも、台湾は日本側にこうした対応を改めて要求。日本側は実施の延期を求めたが、台湾側は応じなかった。輸
藤浪、想像を超えるラフプレーに「腹は立ったけど…」 【2012年9月14日付けデイリースポーツ記事より】 8月下旬から韓国・ソウルで行われた野球の18歳以下の第25回世界選手権に出場した日本代表は結局6位に終わったが、甲子園組を中心とした高校球児たちは、勝負とは違う国際試合の厳しさを味わった。 「野球とベースボールの違いかなと思った」と言ったのは、予選第2ラウンドで米国に敗れた後、甲子園春夏連覇の大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手が口にした言葉である。この米国戦では、大阪桐蔭で藤浪投手とバッテリーを組む森友哉捕手が米国選手に本塁上で2度も体当たりされ負傷した。日本の高校野球ではまず考えられないプレーだったが、藤浪投手は「腹が立ったが、あれが1点を必死に取りにいく米国野球」と言ったのが印象的だった。 ▽接触プレーも視野に 体当たりを当然とする米国選手。ぶつかって来るとは思わなかった日本選手。野球規則で
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