午前3時に牛丼運ぶベトナム人女子 留学生アルバイトは「紹介制」 外国人がつくる「不夜城」 24時間営業のコンビニや牛丼屋。実は、留学生に人気のアルバイト先なんです。そういえば最近、アジア系の店員が増えている気がしませんか?一体、どんな理由で働いているのでしょう?直接聞きたくて、深夜の東京を記者が歩いてみると、「眠らぬ国・ニッポン」の今が見えてきました。(朝日新聞社会部記者・高野遼) 午前3時に牛丼運ぶベトナム人女子 終電も終わり、人影がまばらになった、ある日の午前3時。暗闇に包まれる東京都心の街中に繰り出してみました。 深夜のオフィス街。24時間営業の店から放たれる光が目立ちます。 まず入ったのは、大手牛丼チェーン店。店の奥から、制服姿の小柄な女性店員が「いらっしゃいませ」と出てきました。 「お待たせいたしました」。ほどなく牛丼を運んできてくれた彼女はランさん(23)。都内の日本語学校に通