仙台沖~大槌沖から採取した海底堆積物中に複数のタービダイトを確認 地震動で海底が破壊された後にタービダイトが堆積 海底堆積物の解析が地震発生履歴の解明につながることを期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)地質情報研究部門【研究部門長 栗本 史雄】池原 研 副研究部門長と国立大学法人 東京大学【総長 濱田 純一】 大気海洋研究所【所長 新野 宏】(以下「東大大気海洋研」という)、国立大学法人 横浜国立大学【学長 鈴木 邦雄】(以下「横浜国大」という)は、7月29日~8月5日に学術研究船「淡青丸」(610トン、独立行政法人 海洋研究開発機構 所有)による海底調査を実施し、仙台沖~大槌沖の海底堆積物表層に平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震により堆積したと考えられるタービダイトを認めると共に、仙台沖において地震動で変形した堆積物を発見した。変