特集 インタヴュー 新しいエチカ あずま・あきら 1927(昭和2)年、神奈川県川崎市に生まれる。東京大学工学部応用数学科卒業後、川崎航空機工業(現・川崎重工)に入社。39年東京大学助教授(49年教授)に。専攻は、流体力学、航空工学。ヘリコプター、ロケットなどの設計を手がける傍ら、生物の運動を力学的に解明。著書『The Biokinetics of Flying and Swimming』は世界10カ国で出版。現在、東京大学名誉教授。著書に『航空工学』(裳華房)『航空を科学する 上・下』(酣燈社)『生物・その素晴らしい動き』(共立出版)、訳書にアレクサンダー『生物と運動』(朝倉書店)、その他がある。 東 昭氏 (東京大学名誉教授) プライマリーに乗る東氏(昭和27年頃)。 新しい博物誌のために 生物の飛翔を力学的に解明する 空飛ぶトンボに憧れて 東京と神奈川の境を流れる多摩川の河口に近い南