映画作家への白紙委任状シリーズ。今回はビクトル・エリセのセレクションを紹介します。『ミツバチのささやき』30周年記念(2003年)の写真を見て、過ぎ去った年月に胸が熱くなりました。アナやイザベルが過ごしてきた年月。年を重ねることって素敵だなと思える写真だった。久し振りに見直したい。さて、ビクトル・エリセが選んだ以下のリストは、かなり攻めのセレクションです。とても面白い。 【パリ、2007年】 ・『糧なき土地』(ルイス・ブニュエル/1933) ・『ブラック・ハウス』(フォルーグ・ファッロフザード/1962) ・『秩序』(ジャン=ダニエル・ポレ/1973) ・『希望 テルエルの山々』(アンドレ・マルロー/1939) ・『アナタハン』(ジョセフ・フォン・スタンバーグ/1953) ・『乳房よ永遠なれ』(田中絹代/1955) ・『春の劇』(マノエル・ド・オリヴェイラ/1963) ・『大きな鳥と小さな