インフルエンザの流行シーズンを前に、10月から各地の医療機関でワクチン接種が始まりました。マスクの品薄騒ぎを引き起こした昨年の新型インフルエンザ(H1N1)に代わり、今季猛威を振るうのは読者Cornered Citizenさん曰く「iFluenza™」かもしれません。 PCキーボードや携帯電話は「ばい菌だらけでトイレや靴底より汚い」という調査結果は有名ですが、iPhoneやiPadなどのタッチスクリーン端末の普及により、私たちを取り巻く状況はちょいと変わりました。インフルエンザ等への感染リスク、特にウイルスが付着した物を触った手で口や鼻の粘膜に触れる接触感染のリスクが高まったと考えられます。これからは携帯も除菌する時代という声もあるなか、タッチスクリーンを介して病原菌に感染する危険性が高いという研究結果が応用微生物学学会誌「Journal of Applied Microbiology 」