その日入院中の姑を見舞いに行き、下着やタオルを入れている箱を開け「何か悪い物隠してない?ちゃんと下着取り替えた?タオルもっと持ってこようか?」といつものように口うるさく姑とやり合っていると隣のベットのおばさんが「娘さんだよね?」と聞いてきた。 長男の嫁の私、嫁に来ているんだから娘と言えば娘なのかもしれない。 なので、「そうですね…。」とあやふやに答えた。 というより何を聞きたいんだろう、どんな答えを望んでいるのかな?嫁でも娘でもどうでも良いだろうにと思っていたから。 ところが姑が「お嫁さんだよ!長男嫁!」と強く言う、何故? だから合わせて「そうだよ、長男の嫁だよ!」と教えてあげる。 すると隣のベットのおばさんはとってもびっくりしている、そしていくら嫁だよと言っても信用してくれない。 そこで姑の荷物片づけもそこそこに隣のベットのおばさんと姑と3人で世間話を始めた。 隣のベットのおばさんは病名