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ブックマーク / hakusai.hatenablog.com (3)

  • おとうさんの好み - 田舎に暮らして

    おとうさんはお散歩に出たついでにお土産を買ってきてくれた。 コンビニで。 わざわざ選んでくれたんだから有り難い。 でもいつも思うのだ、どうしてこのチョイスなのかと…。 いや、おとうさんのお小遣いの中から買ってきてくれるんだから文句はないけれど。 何故だ?なんでこんな風に選ぶんだ? ハーゲンダッツが入っているからこれは美味しいんだって知っていると思うのよね。 それなら全部ハーゲンダッツにして欲しいのよね。 それともハーゲンダッツは高いから色々混ぜているのかな? 貰ったのに、なんかチョット、モヤモヤする。 おとうさんは自分用に競馬新聞を買ってきた。 テレビで競馬を見ながらあーだこーだと言っている。 その脇でアイスクリームをべながら「やっぱりアイスは美味しいね!やっぱり夏はアイスだよ!」と一応は褒めておいた。

    おとうさんの好み - 田舎に暮らして
    ocara
    ocara 2016/07/04
  • 猫だと思ったら - 田舎に暮らして

    下の子が高校生だった時のこと。 朝起きると大雪で自転車を入れている物置の前に随分と雪が積もっていた。 これじゃ自転車が出せない、たぶん歩いて学校に行くだろうけど念の為に雪をかいておかなくちゃと思い雪かきを始めた。 積もったばかりの真っ白な雪。 それを雪かき棒でかいてゆく。 随分かいてもう少しで地面が見えるようになったその時なにか毛皮のようなものが見える。 えっ!鼠? いや、狐? いやいや、? そんな毛並みが見えるのだ。 大変!!大雪で何か動物が家の物置の前で死んじゃったんだ、可哀そうに…。 でもどうしようか↴、大雪で土が掘れなくて埋められないし、もう1度雪の中に埋めようかなと思ったその時、なんか指がある…。 狐かのように見えたその毛皮に親指の入る所が見えるのだ。 こうなったらもっと掘ってみるしかない! そのまわりをすっかり雪かきして出てきたのは鼠でも狐でもでもない、下の子のミトン型の

    猫だと思ったら - 田舎に暮らして
  • 嫁と姑 - 田舎に暮らして

    その日入院中の姑を見舞いに行き、下着やタオルを入れている箱を開け「何か悪い物隠してない?ちゃんと下着取り替えた?タオルもっと持ってこようか?」といつものように口うるさく姑とやり合っていると隣のベットのおばさんが「娘さんだよね?」と聞いてきた。 長男の嫁の私、嫁に来ているんだから娘と言えば娘なのかもしれない。 なので、「そうですね…。」とあやふやに答えた。 というより何を聞きたいんだろう、どんな答えを望んでいるのかな?嫁でも娘でもどうでも良いだろうにと思っていたから。 ところが姑が「お嫁さんだよ!長男嫁!」と強く言う、何故? だから合わせて「そうだよ、長男の嫁だよ!」と教えてあげる。 すると隣のベットのおばさんはとってもびっくりしている、そしていくら嫁だよと言っても信用してくれない。 そこで姑の荷物片づけもそこそこに隣のベットのおばさんと姑と3人で世間話を始めた。 隣のベットのおばさんは病名

    嫁と姑 - 田舎に暮らして
    ocara
    ocara 2015/01/10
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