文章をなりわいにする人間として本当はルール違反かもしれません。ですが今回、“金農フィーバー”を追いかける週刊誌編集者の友人に「ギャラはけっこう、秋田愛!」と宣言して、進んで秋田県民のコメント取りをし、カメラマン紹介も協力していました。友人編集者の「そもそも金足農業って、秋田のどこにあるわけ? 住所を見ても全然、想像がつかないんだけど」という発言に、(東京の人間にとってはそこからかぁ~)と驚愕しつつ過ごした甲子園決勝をまたいだ1週間。そして今に至る「金農(かなのう)ブーム」と「秋田あるある」そして「秋田的に見る吉田投手分析」をお届けします。 100年目の甲子園を盛り上げた立役者・秋田県代表の金足農業高校。エースの吉田輝星投手は日本選抜のU18チームに所属し、9月5日の対韓国戦での登板が濃厚だ。「金農(かなのう)」は日本全国を盛り上げたが、秋田県での愛され方は、尋常ではないという。秋田県出身の