トヨタ自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的に車の販売が落ち込むとして、来年3月期の決算で本業のもうけを示す営業利益が5000億円と、ことし3月期と比べて80%近く減るという厳しい見通しを発表しました。 ▽売り上げが前の年度より1%減って29兆9299億円、 ▽本業のもうけを示す営業利益は1%減って2兆4428億円でした。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で販売台数が12万7000台減少するなどして営業利益を1600億円押し下げました。 一方、来年3月期の業績予想では、新型コロナウイルスの影響が世界的に拡大することから、グループ全体の世界での販売計画が890万台と前の年度より14.9%落ち込むとしています。 このため、 ▽売り上げは前の年度より19.8%減って24兆円、 ▽営業利益は79.5%減って5000億円と、厳しい業績を見込んでいます。 新型コロナウイルスの感染拡大で