「若大将」の愛称で親しまれ、「君といつまでも」や、「お嫁においで」などのヒット曲で知られる歌手で俳優の加山雄三さんが、高齢を理由に年内でコンサートやテレビなど人前での歌手活動から引退すると発表しました。 加山さんは1937年、俳優の上原謙の長男として横浜市で生まれ、大学を卒業した1960年に映画「男対男」で俳優としてデビューしました。 その翌年に「夜の太陽」で歌手デビューし、みずから作曲も手がけた「君といつまでも」や、「お嫁においで」などが大ヒットしてNHKの紅白歌合戦に17回出場しています。 俳優として、10年続く大ヒットとなった映画「若大将シリーズ」でスターの地位を確立する一方、歌手としてもヒット曲を次々と送り出し、80歳をすぎても若者に人気のロックフェスティバルに出演するなど、世代を超えて愛されてきました。 加山さんはおととし8月、誤えんのため救急搬送され、せきこんだことが原因で軽度
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