地下茎でつながる「ヘイト攻撃」にどう対抗するか〜シンポジウムを開催 10月3日、ネットを悪用した「ヘイト攻撃」をリアルタイムで受けている弁護士や労働組合のほか、大学教員やジャーナリストらが登壇したシンポジウムが、参議院議員会館で開催された。参加者は約80名だった。 シンポジウムの終盤に登壇したジャーナリストの安田浩一さん(写真上)は「市民運動や労働運動が遅れていたのは、インターネットへ対応できなかったことではない。レイシズムに対する危機感だ。単に弁護士や、労働組合が攻撃されているならば個別の問題で済むこと。しかしこれは、私たちの社会へ向けられた問題。社会を壊す問題だ」と発言。日本国内で跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)している、すべての「ヘイト攻撃」が地下茎でつながっていると問題提起した。 「私、ネットを悪用した『ヘイト攻撃』にさらされているんです」と冗談交じりに話したのは、長年ブラック企業問