前回は、「なぜ、日本人はロジカルシンキングが苦手なのか?」という事を、コミュニケーションの観点から解説しました。 日本人は《あうんの呼吸》という世界一高度なコミュニケーション手段に頼る一方で、論理的で話すことを避けたり、その努力をせずに来ました。 そこで、ロジカルが苦手な日本人でも、当てはめるだけで誰でも簡単に論理的な話し方が出来る方程式のようなものはないかと考えたのが、今回お話する、ロジカルな話し方の構成です。 その前に現在、あなた自身はどれほどロジカルな話し方ができているか、チェックしてみましょう。 <課題> あなたの会社で新たなパソコンを購入することになり、A社、B社、C社から売り込みが来ています。次に挙げる条件を考慮し、最終的に購入すべきパソコンはいずれのメーカーのものか、あなたなりの結論を、理由を交えて30秒ほどで上司に報告してください。(考える時間は5分) <条件>