誰にでも、苦手な人や虫が好かない人はいるものです。プライべ―トならば「付き合わない」「顔を合わせない」という選択もできるでしょうが、仕事ではそうもいきません。好き嫌いの感情で付き合う相手を振り分けていては、出会いを狭めチャンスを遠ざけます。最高の結果を出す人にはなれません。 「嫌いな人などいません」 「誰とでも、上手にコミュニュケ―ションを図れます」 そう私は公言していますが、実際は嫌悪感を抱いてしまう人や、苦手意識が働いて委縮してしまう相手もいます。特に苦手なのは、自分より立場が上と思う人には、ぺこぺこして従順そうに振る舞うのに、下の者には横柄だったりする、人によって態度を変える人です。 先日のことです。 「お電話ありがとうございます、○社の臼井です」 たまたま社長である私が、会社の代表電話を取りました。 「君も臼井っていうの? ところでさ、社長いる? いたら出してよ」 何とも横柄な口ぶ