日本の認知症の患者は550万人(厚生労働省2013年6月発表は462万人)で高齢者の15%。認知症の予備軍とも言える軽度認知障害(MCI)の高齢者も400万人いて、合計では950万人、65才以上の4人に1人は認知症か予備軍と言えるわけで、早急な認知症対策が求められている。九大の福岡県久山町の調査結果から推定すれば、60才以上の人が生涯に認知症になる確率はなんと55%にもなるそうで、最早誰もが認知症になることを意識して生活習慣を見直す事が必要になった。認知症の中でもっとも多いのはアルツハイマーで脳血管性認知症の患者より4倍も多い。脳血管性認知症は増えておらず横ばいだが、アルツハイマー型認知症は糖尿病の増加を背景に増加の一途をたどっている。 厚生労働省によれば、認知症患者数は2012年時点で462万人とされ、65歳以上の高齢者の7人に1人だが、今後、団塊の世代が一斉に高齢化することで2025年