2013年にゲジを味見してからもう3年にもなるんですね。 きっとオオゲジはおいしい、と思いながらのようやくの出会いです。 今回は他の昆虫を目当てで夜間採集に行ったのですが、 目的のものはとれず、でもオオゲジは二頭とれました。 ゲジは偽複眼、という単眼の集合体を一対もつことから かわいらしいつぶらな目をしています。 長い多くの脚に隠れて見えませんが 竹林の隙間から見えるような可愛らしい顔。すばらしいですね。 味見のまとめでも気づいたのですが 「食べる前の見た目の印象」と 「食べておいしいとわかってからの見た目の印象」 は大きく変わってしまいます。 ゲジというとムカデの仲間で牙があって、動きが早くて足が多いし すぐとれるから触るのが怖い。触って殺してしまうのも怖い、 という感じで、 どうにも猫の背みたいな「掴んでいい部分」が見当たらないんですね。 どう触っていいかわからない、というのはなんだか