ナショナルトレーニングセンター(東京都北区、NTC)で今月行われた日本バレーボール協会の合宿で、慶大バレーボール部の男子部員(19)が、剥がれた床板が太ももに刺さる大けがを負っていたことが14日、明らかになった。 スポーツ庁などが先月末に同様の事故防止を関係者へ通知したばかりで、五輪選手の強化拠点での事故発生は、関係者の危機管理の甘さが問われそうだ。 事故が起きたのは10日。ジュニア世代の合宿で慶大2年生の選手がレシーブで飛び込んだ際、剥がれた床板が右太ももに刺さり、救急搬送された。関係者によると数十針縫ったという。