第08-27-137号 2008年12月 2日 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC) 独立行政法人 情報処理推進機構(略称 IPA、理事長:西垣 浩司)は、2008年11月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。 (届出状況の詳細PDF資料はこちら) IPA に寄せられたウイルス届出のうち「USB メモリを経由して感染を広げるウイルス」の検出数が、9月に11,722件、10月に62,555件、11月は101,090件と急増しています[図1-1]。急増した原因の一つとして、既存のウイルスに、USB メモリなど外部記憶メディアへの感染機能が新たに組込まれつつあることが考えられます。ウイルスが外部記憶メディアに感染し、それによって他のパソコンへと感染していく手法や形態は、MS-DOS が主流であった当時に流行していたブートセクタ*感染型ウ