コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress 4.7」で追加された「REST API機能」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、同脆弱性を利用したあらたな攻撃が確認されている。 Sucuriによれば、今回の脆弱性を利用し、リモートよりサーバ上でコードを実行しようとするエクスプロイトをあらたに確認したもの。 攻撃者は、投稿や固定ページ上でPHPを実行できる「Insert PHP」「Exec-PHP」といったプラグインを利用しているサイトを物色。今回明らかになった脆弱性によりコードの実行を試みるという。 Sucuriは、コードの実行が可能となれば、サイトの制御を掌握され、アフィリエイトのリンクや広告のインジェクションなど、攻撃者が収益化を図る手段が広がると指摘。 今後、今回の脆弱性を悪用する攻撃の主流になっていくのではないかと予想している。 (Security NEXT - 20