フランスの高等教育改革法案に反対し、パリ(Paris)のパンテオン広場(Pantheon Square)でデモを行う人々。掲げている横断幕には「研究を救おう」の文字(2013年5月22日撮影)。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON 【6月2日 AFP】自国文化を強力に保護してきたフランスで論争を呼んでいる、大学で英語による授業を増やそうという法案の審議が始まった。 下院で5月22日に審議が始まったこの法案は広範囲にわたる高等教育改革の一環。英語以外の外国語による講義も導入して、フランスの大学の留学生率を現在の12%から2020年には15%に増やすことを目指している。 フランス語の保護にかけてきた長年の努力が水泡に帰すという批判がある一方で、フランスも不況に突入しつつあり、国外で働くことを考える人も多い今、フランスの若者も英語を使えたほうが良いという賛成派もいる。左派系日刊紙リベ
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