レイプ、虐殺、禁固刑…「ミャンマー軍政」エスカレートする人権侵害明の残忍な実態 果たしてこれは組織的な犯行なのか ミャンマー軍や警察による市民への人権侵害行為が止まらない。 反軍政を掲げる独立系メディアの最近の報道からは、兵士による障害者女性や10代の少女へのレイプ、市民の焼殺や銃殺などの殺人行為、反軍政で逮捕した市民やジャーナリストへの過剰な禁固刑判決など、残忍かつ容赦のない実態が明らかになっている。 これらが、ミン・アウン・フライン国軍司令官ら軍政トップによる組織的な人権侵害なのか、治安維持にあたる地方などの現場による独自の判断なのか、それとも兵士や警察官など個人的な犯行なのかは判然としない。 だが、無抵抗、無実、非武装の一般市民、治安部隊と戦闘を繰り返す武装市民、国境付近で軍と戦闘を続ける少数民族武装勢力に対し軍政が厳しく処断しようとしていることだけは確実で、ミャンマー情勢はますます