角川書店初の隔週青年マンガ誌「コミックチャージ」が、20日発売の2月3日号で休刊し、2年弱の歴史に幕を下ろすことが19日、分かった。雑誌とコミックスの部数が伸び悩み、V字回復が難しいと判断したため。 「コミックチャージ」は、07年3月に創刊された隔週青年マンガ誌。テレビドラマ化された「女子大生会計士」や、歌手・矢沢永吉さんの半生を描いた「成り上がり~矢沢永吉物語~」などを送り出した。ヤングビジネスマンをターゲットに創刊したが、設立当初から出版不況で予想よりも数字が伸び悩んだという。角川グループホールディングスによると今後、「コミックチャージ」の流れを組む雑誌の創刊を検討しているという。【河村成浩】