中国側の反応については、科学的合理性を欠くとの指摘が海外でも上がっている。英BBCは、中国側が「報復」に出たと報じた。同記事は、科学者らが処理水の安全性を確認し、IAEA(国際原子力機関)が計画を承認していると指摘。そのうえで記事は、こうした安全基準への配慮にもかかわらず、中国側が日本の対応を「極めて利己的で無責任な行為」と一方的に反発していると報じている。 だが、中国政府の反応と相反するかのように、香港では引き続き日本食を愛食したいと考える人々が多いようだ。中心街の日本料理店が引き続き賑わうなど、食への影響に関して比較的冷静な対応が見られる。 香港の日本食レストランにできた長蛇の列 香港中心部のセントラル地区では、処理水の放出後も、ランチタイムになると高級寿司店や日本食レストランに長蛇の列ができている。 放出開始から4日後の8月28日に米CNNが掲載した記事によると、100席以上ある人気
![中国の水産物のほうがよっぽど危ない…日本食レストランに並び、スーパーで寿司を買う"香港人のホンネ" 海外メディアは中国政府を「科学的合理性を欠く」と非難](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ba300fca8a1a6e985ed452bb65afdb9ba9a33519/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Ff%2F1200wm%2Fimg_8f322f448a1b195721b85957f9011a9b896847.jpg)