再帰型ニューラルネットワーク(RNN)は自然言語処理の分野で高い成果をあげ、現在最も注目されているアルゴリズムの一つです。しかしながら、その人気が先走りして実際にRNNがどのように動くのか、構築するのかを解説する書籍は限られているように思います。この投稿はその部分にフォーカスを当てて友人のDenny(WildMLブログの著者)と一緒に書きました。 さてRNNベースの言語モデルを解説したいと思います。言語モデルの用途は2つあります。1つ目は文章が実際にどのくらいの確率で現れるのかのスコアリングをすること。このスコアは文法的に、セマンティクス的に正しいかどうかの判断基準となります。このようなモデルは例えば機械翻訳などに使われています。次に2つ目ですが、言語モデルは新たなテキストを生成することができる点 (ちなみに個人的にこちらの方がよりCoolな用途だと思っています)。また、英語ですがAndr