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ブックマーク / googlewhacks.blogspot.com (5)

  • Mint's log: とんでもない美女が「あなたとお話したいの」(下)

    (前回のあらすじ) 国際列車の中で会った美女は高身長のドイツ人。堂車内の男たちがしつこく話しかける中、ドイツ語がわからず黙りこくっていた私をテーブルに誘う。テーブルは小さく、向かい合って座ると膝と膝がくっつきそうなくらいだ。どうでもいいがこの人、身長は私と同じくらいなのに座高はずっと低い。さてそれはともかく、詐欺師か美人局か。 女性「どうしてもお話ししたかったことがあるんです。実は……」 スイスまでの電車代が足りないから3万円貸せ、それとも、病気の父の治療費が、と来るか。他の男性陣から隔離された私はかなり緊張していた。 女性「ボーイフレンドのことなんですが……」 私に彼氏になってくれとでも言うんですか。さらに詐欺的な臭いがした。お嬢さんそれはいけません。 女性「実はボーイフレンド、日人なんです。相談に乗ってほしくて」 だから私に声をかけたんですね。ちょっと拍子抜け。 女性「朝ごはんに何

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    odz 2008/06/09
  • 王女様とティーパーティー

    ベルギーという国がある。日からは直行便がないため旅行先としてはメジャーになりきれないが、ワッフルやチョコレート、そしてベルギービールで有名なのはご存じのとおりである。ベルギーの正式名称はベルギー王国。国名からわかるように王様がいる国だ。王国という概念は日ではなじみがないが、タイやイギリスも王国である。ヨーロッパには王国が多く、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オランダも王国だ。 ベルギーの王室の政治的な発言力は近年低下したそうだが、一般市民のなかでは大きな存在らしい。首都ブリュッセルには巨大な王宮が美しい姿を見せている。昨年ベルギーに行ったときは書店では王様一家のアルバムのようなものが売られていた。ちなみに王家の自動車には特別なナンバーがついており、追い越すことはご法度だとタクシーの運転手がぼやき気味に教えてくれた。 さてそのベルギーの首都ブリュッセルに滞在中、ある日の午後のこと。

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    odz 2008/04/15
  • 勘違いをする人たち

    近所のとあるご婦人は金髪のアメリカ人、お金持ちだ。悪い人ではないのだが、少し俗物の気がある人である。特に「国際的な私」を演出したいらしく、私という日人に対しては日文化の理解者であるように振舞う。「先週ジャパニーズレストランのノブに行ったんですのよ、オホホ」みたいな感じ。 最近その人が犬を飼い始めた。このあたりのお金持ちはステイタスのために大型犬を飼うことが多いのだが、ご婦人に会ったときに抱いていたのは小さめのサイズだ。犬種は忘れたが中国産の種類らしい。 「この子、中国が起源ですのよ、オホホ」 ご婦人が言う。「中国」を強調するあたり、なにか嫌な予感がした。 「お名前、なんていうんですか?」 私は別に犬の名前がポチだろうとタマだろうと構わないのだが、それは会話のキャッチボールというものだ。 ご婦人は言った。 「中国から来たでしょ。だから『ミソ』っていうんですのよ」 私も大人、噴き出すのは

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    odz 2007/12/17
    まぁそんなもんだ
  • バウムクーヘンに注意しろ

    先日ドイツからロンドン経由でニューヨークに戻ったときの話。テロの標的になりやすいロンドンのヒースロー空港、それもニューヨーク行き、さらに9月11日の直前の米系航空便と条件が揃ったため、空港警備の厳しいこと。 私はといえば、やましいところもまったくないので「手荷物を検査します」と言われても余裕しゃくしゃくだった。ところがドイツで買ったおみやげのバウムクーヘンのせいで厄介な目に。 警備員男「この袋はなんですか」 私「おみやげですけど」 警備員男「開けてもいいですか」 私「どうぞ」警備員男、丁寧に手袋でがさごそと中身を確認。転がり出てくるバウムクーヘン。なぜか凍りつく警備員男。 警備員男「(大声)なんだこれは!」 私「(どぎまぎ)べ物です」 警備員男「どんなべ物だ!」 私「(涙目)これはバウムクーヘンといってケーキの一種で、ドイツの有名なお菓子で」 どうやらバウムクーヘンの渦巻きが電線を束ね

    バウムクーヘンに注意しろ
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    odz 2007/09/24
  • 去年YAPCで受付をしていたらLarry Wallがやってきた件

    YAPC::Asia 2006での失敗談。 昨年のYAPCでは会場の受付をさせていただいた。招待客と外人の参加者向け窓口に座っていたため、受付に来る人の数が少なく仕事自体は楽だった。仕事といっても名前を聞いて参加者リストと照合し、名札とノベルティを渡すだけ。それでもみなさん開始時刻の直前にまとめていらっしゃるため、結構いっぱいいっぱいだった。 そういう中、会場の入口から人ごみをかきわけるようにして、私の前に外人のおじさんが到着。以下つたない英会話で。 受付の私「おはようございます。お名前は」 おじさん「ラリー」 受付の私「どちらのラリーさんですか」 おじさん「ラリー・ウォール」 受付の私「ちょっと待ってください、いまお名前確認します」(まだ気づいてない) 下を見て参加者リストからラリーなる名前の人を探したところ、燦然と輝くLarry Wallの名前。 あちゃー。 ……っていうかあなたがPe

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    odz 2007/06/02
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