『田園に死す』 天野天街演出 流山児★事務所 | ピンホール写真 と 旅の記憶 Pinhole Photography ピンホールカメラ
今日は久々に演劇のお話です。１２月１０日（木）から下北沢のザ・スズナリで、寺山修司原作の『田園に死す』が、流山児★事務所により上演されます。脚本と演出は少年王者舘の天野天街、音楽は1974年公開の映画『田園に死す』の音楽も手掛けたＪ・Ａ・シィザーです。多彩な38人の俳優陣が前代未聞のテラヤマ・スペクタクルを作り上げるということで、わくわくしながら幕が開くのを待っています。感動の夕沈ダンスが東京で見られるのも楽しみです。 下北沢ザ・スズナリ 12月10日～23日（水） 【原 作】 寺山修司 【脚色・構成・演出】 天野天街 【音 楽】 Ｊ･Ａ・シィザー 【芸術監督】 流山児祥 【美術】 水谷雄司 【振付】 夕沈 【宣伝美術/絵】 花輪和一 【出 演】 大内厚雄（演劇集団キャラメルボックス） 小川輝晃 伊藤弘子 深山洋貴（Ｓｔｕｄｉｏ Ｌｉｆｅ） さとうこうじ 流山児祥 栗原茂 木内尚 上
寺山修司とジャン＝ピエール・ジュネと、海馬 | 17ch -KEI ASAHINA OFFICIAL BLOG-
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寺山イズムを天野的に（『田園に死す』）: ジオットに恋して
どうも晴居彗星です。虚構の宇宙を漂流してます。 ちなみにジオットとはハレー彗星に最接近した探査機の名前です。 《最新情報》 ぼくの著書『お父さん、牛になる』が、福音館書店より発売中。 Amazonはこちらです。 お父さんが牛になる話。ささめやゆきさんの絵が良すぎる。 『お父さん、牛になる』おかげさまで重版かかりました！ 執筆、出演依頼等は随時受付中。メールフォームからどうぞ。 << テルミン | TOP | 神奈川チームの感想文 >> 昨日は下北沢のスズナリで『田園に死す』（脚色・構成・演出：天野天街）を観ました。タイトルからご推察の通り、原作は寺山修司の同名映画です。演出の天野天街は劇団・少年王者舘を主宰するの劇作家・演出家。僕はこないだ本公演の『夢＋夜』を観ました。今回のは流山児☆事務所の企画らしいです。 僕は原作である映画も観ているのですが、劇中で出演していた流山児さんの「全然『田園
「田園に死す」流山児★事務所（＠ザ・スズナリ） | haruharuy劇場
第４４回紀伊国屋演劇賞（紀伊国屋書店主催）が１８日発表された。 団体賞（賞金２００万円）は、「ユーリンタウン」「ハイライフ」「田園に死す」を 上演した流山児★事務所。今回の演目も含めての受賞。 脚色・構成・演出は天野天街。ものすごいスピード感。 寺山修司の劇世界をぶっこわして、天野ワールドに再構築している。 そのことがこの舞台の成功の要因だろう。 寺山の世界をそのままやっても 20年以上前のあの世界を再現できるわけではなく、 再現できたとしても、もはや時代が違う。 時代に合わせてこうした演劇の組み換えが行われることは 非常に意義深いことであり、寺山の才能が違う角度から見えてくる。 本作は寺山と天野という大きな才能のぶつかり合いから出てきたものとなった。 価値の違うものをすり合わせてさらに面白く価値のあるものを産み出すこと。 今回の試みはまさにそのマッシュアップに成功している例と言える。 そ
今野裕一の日記 流山児祥の寺山修司 - webDICE
流山児祥プロデュースの『田園に死す』は 天野天街を脚色・演出にして見ごたえのある舞台になっている。 寺山修司を今の地点から解体していて とても良い。 昔の天井棧敷の匂いがするのはシーザーの音楽だけ。 でもそれは意図的にしたんだと思う。 効果的だ。 郷愁に浸らせることなく、ぐいぐいと寺山修司を解体していく。 たくさんのシンジというなのしゅうちゃん。 そしてハツという母。 38人ものオーディションによって集まった役者たちが 少年王者舘の幾何学のような動きをするダンスを アンサンブルで踊るのも 見物だ。 その時、役者のテンションがしっかり上がっているのがまた良い。 流山児祥の若手劇団への優しい、そして厳しい目が 活きている。 最近、商業劇場以外の演劇はちょっと面白いぞ。
『正解』
おめでとうございます！！！ なにがめでたいかって？ 紀伊国屋演劇大賞さ。 あれとあれとこれ、の三本で受賞！！！ で、あれと、これは、オレが美術だったんだな。 なにはともあれ、おめでとうございました。 で、答え合わせ何ですけど・・・ なにがって？ 先日の、カキワリ部分だよ。 もう、今日で終わりなので、お見せしますね。 この部分が カキワリでした！！！ 転換の都合で、軽くしたかったの。 でも、見分け付かないでしょ。 ゆ
『『田園に死す』雑記帳（２）』
映画『田園に死す』が、寺山修司自身による短歌朗読で始まることはあまりに有名である。一方、流山児★事務所の演劇版『田園に死す』は、思いがけない始まり方で観客を呆然とさせるのであった。 場内アナウンス「本日はご来場くださいま（して…）」の「ま」の音に頭の音がかぶさりながら「マッチ擦るつかのま」という台詞が突然発せられると共に、実際にマッチが擦られることによって暗闇に束の間の演劇空間が垣間見える。と、続いて「つかのま」の「ま」にかぶせれられるように、別の俳優によって「マッチ擦るつかのま」が発せられ、さらに別の俳優へと次々に連鎖してゆく。こうして、みるみるうちに舞台上には「マッチ擦るつかのま」の「間」＝「演劇空間」がどんどん穿たれてゆき、続いて、その他の寺山短歌群が洪水のように詠み出されれることで観客は、寺山をめぐる劇世界の中に、否応なく吸い込まれてゆくのだ。 そして遂に映画冒頭の寺山修司の声が舞
「田園に死す」: みどりのアート鑑賞日記
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『『田園に死す』雑記帳（１）』
And life is like a dream Dream The dream I long to find The movie in my mind (ミュージカル「ミス・サイゴン／The movie in my mind」より） ◆ もし寺山が生きていたら74歳の誕生日となったであろう2009年12月10日に、流山児★事務所『田園に死す』（原作：寺山修司、脚色・構成・演出：天野天街、音楽：J・A・シィザー、企画・出演：流山児祥）が開幕した。寺山修司の監督した長編映画『田園に死す』（制作・原作・台本・演出：寺山修司。撮影：鈴木達夫。音楽：J・A・シーザー。美術：粟津潔。意匠：花輪和一。出演：八千草薫、春川ますみ、新高恵子、高野浩幸、菅貫太郎、他。制作：九条映子、ユミ・ゴヴァーズ。配給：ＡＴＧ）が公開された1974年（昭和49年）12月28日からは、約35年後にあたるタイミングでもある。
Jules†寄宿舎 天野天街†ワールドと寺山修司
「女性が創る透明で美しい少年世界」をテーマに、 演劇、映像作品、イベント企画をしている、Jules†少年達の日記。 お給仕当番は、カナミツ少年です☆ 流山児☆事務所の公演「田園に死す」原作:寺山修司、作.演出:天野天街（少年王者舘）を、また観ます。実は先週も観たのですが、あまりにすご過ぎてもう一度！です。チラシを見た時、今年一番の芝居になるかもと期待は大きかったのですが、それ以上の素晴らしさでした。出来る事なら関わりたかった。そうしたら、毎回観れるじゃない？(笑)知人もいないのに、こんなに何度も観たいと思ったお芝居は初めてかも！偶然、森崎偏陸さんと近くのお席で、久しぶりにお話ししました♪ 是非、遊びにいらして下さい。 お待ちしています♪
僕は知らない寺山修司ＮＯ．１５１⇒流山児祥★事務所・演劇公演「田園に死す」（ザ・スズナリ） - 飾釦
■日時：２００９年１２月１９日（土）、１４：００～ ■劇場：ザ・スズナリ ■原作：寺山修司 ■脚色・構成・演出：天野天街 ■音楽：Ｊ・Ａ・シィザー ■芸術監督：流山児祥 ■出演：大内厚雄、伊藤弘子、栗原茂、木内尚、流山児祥、他 不思議なお芝居であったというのが正直な印象です。舞台上で行われていることは、現在・過去・未来の時間は交錯しているし、空間は捻れるように歪んでいる。時空間が溶解し自在に変化している。言葉までも意味が崩壊しはじめ自ら遊びはじめているようだ。そうしたことを表現するのに映画的といえばいいのか、映像の編集的手法を思わせるような方法を取り入れている。それによりこの時空間が溶解した難解なお芝居が歯切れのいいテンポを持ち得ているように感じました。 だからか、ボクはこのお芝居を見ていて、まるで映像の編集機のモニター画面を見ているようだなと思った。編集機は、コマ送りで映像を見せどこで映
『流山児★事務所を寿ぐ（言祝ぐ）』
《寺山「今日、たとえば日本赤軍の学生たち、あるいは西独のバーダー・マインホフの学生たちによるゲリラ活動は、それ自体で変革につながるものだとは考えていません。しかし、彼らをある種の代理人、たとえば＜俳優＞だと考えることはできると思います。すなわち、彼らの意図することは、＜異化の効果＞です。大部分の、ブルジョワ・イデオロギーの催眠術にかかっている市民たちに及ぼす彼らの＜異化の効果＞をあなたは、有効だとお考えですか？それとも全く無効だとお考えになりますか？」》（寺山修司、ミシェル・フーコーとの対談 「犯罪としての知識」（1976年）～情況出版『藁の天皇』所収 より） ◆ 「おう、あんどうか」 流山児祥サンは、先に座していた私の右隣に腰をおろしながら声をかけてくれた。12月17日夜、下北沢、居酒屋「ふるさと」３階の座敷。ザ・スズナリでの『田園に死す』（原作：寺山修司、脚色・構成・演出：天野天街、企
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刺激的な舞台 : 座☆セーヌ（演劇）
二○○九年一年間のおさらい - ワニ狩り連絡帳
『田園に死す』: ぷりんのblog～ほにゃらら～
田園に死す見た！: たまほーむ
Gecko生態図譜: 田園に死す。
綿菓子食べていこう:渦・渦・渦 ☆いったっけか？ - livedoor Blog（ブログ）
http://sky.ap.teacup.com/norimizu/2087.html