約40年前に、ロック付の安全なナイフが登場した時、ナイフ、スポーツ関係者に大きな衝撃を与えた。これ以後フォールディングナイフはロック付が常識となった 事により、先進的なメイカーとしてBUCKは不動の地位を獲得、今日に至っている。 然しこの#110の様に、決して安くないブラスを豊富に使い、美しい木目(材料は過去にはエボニー、現在は合板のパッカーウッド)を持った、がん丈で重量感あふれるこの 様な高級ナイフは高額なカスタムメイカーでは作られても、低価格な量産ナイフとしては登場する事はないと断言できます。 ナイフの名品として長く語られるにふさわしい1本と云えます。