ここ数年世間をにぎわしている「ネット社会におけるプライヴァシー」の問題。ウィキ・リークスの話題のみならず、海外、特にアメリカでは政府によるスパイ行為やプライヴァシーの侵害を問題視する声がとても多く存在します。 そんな中、「アメリカ最大の諜報機関NSA(国家安全保障局)のコンピューターでも解読できないフォント」をデザイナーが発表して話題になっています。 フォントの名前はZXX。開発したのは、グラフィック・デザイナーのサン・ム(Sang Mu)氏。”ZXX” というのは、米国議会図書館の蔵書管理に使われるコードで、「いかなる言語にも当てはまらない」ことを表わしています。 ZXXフォントのスタイルは、Sans、Bold、Camo、False、Noise、Xedの6種類。初めの2つは普通に読めますが、他は全てコンピューターによる解読を困難するデザインになっています。 例えば、文字が読みにくくなるド