2018年3月13日(火)から18日(日)まで、石川・金沢の「金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB」にて、「甦った手仕事、幻想の刺繍『New KAITAG』展」が開催されます。 綿の基布に、草木染めした手紡ぎの絹糸を全面手刺繍して作られる「New KAITAG(ニュー・カイタグ)」。本展では、選りすぐりの作品約30点が展示されます。 「New KAITAG」は、19世紀中頃に途絶えたダゲスタン・カイタグ地方の「KAITAG(綿布の上に文様をシルクで部分刺繍した幻想的な布)」と呼ばれた刺繍布を現代に甦らせようと、2004年に黒海とカスピ海に挟まれた南コーカサス地域にある国・アルメニアで開始したプロジェクトにより生み出されました。 オリジナルの「KAITAG」を参考にした一点一点幻想的なデザインが特徴で、アルメニアに住む高い刺繍技術をもつ女性たちが製作。手間ひま掛けて製作した芸術性豊かな工芸作