18歳未満の携帯電話契約者に対して有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングサービスが始まっています。親権者が「不要」と申し出ない限り、どのキャリアでも青少年の携帯電話にはフィルタリングサービスが設定されてしまいます。 本コラムでも何度も取り上げてきた話題ですが、このフィルタリングサービスには様々な問題がありました。例えば塾やスポーツクラブのサイト、友達のサイトやブログ、政党のサイトなど個人が有害ではないと判断しているサイトまで閲覧できなくなります。今のところ個人の判断でサイトの閲覧有無を選択できません。 フィルタリングサービスには2方式あり、キャリアが選択した公式サイトのみ閲覧可能のホワイトリスト方式とフィルタリング会社のカテゴリー基準によって閲覧サイトが決まるブラックリスト方式があります。特にホワイトリスト方式では一般サイトが全く閲覧できません。 これら政府や通信キャリアのフィルタ