◇ 知の夢殿ついに世田谷に出現 ◇ 師走の風がふく12月中旬、編集工学研究所のワークスペースが赤坂稲荷坂から世田谷赤堤通りに移転しました。6万冊の書物とともに、さらに広々とした新天地へ。初冬の凛とした空気のなか、あらたなる知の夢殿が少しずつその全貌を明らかにしつつあります。 小田急線の豪徳寺駅、および世田谷線の山下駅を最寄りとすることから、新しい仕事場は「ゴートクジISIS」(ISISビル)と呼ばれています。見どころは、4メートルの天井高を有する1階のオープンスペースと趣向を凝らした玄関口。松岡正剛が人々を“ほんろう”したいという思いで名づけたオープンスペース「本楼」では、万巻の書物が四方の壁面を覆い、本棚によって組み立てられた高台(ステージ)が前後に設置されています。6WのLED照明が演出するこの「本楼」では今後、多種多様なイベントが催される予定。すでにスタッフからは、本のトークショー