インターネットの媒体価値が急速に高まり、企業にとってWebサイトをビジネスにいかに結びつけるかが重要になっている。そこで欠かせないのがユーザビリティ(使いやすさ)だ。日経パソコンは2004年から毎年、独自の基準で企業サイトのユーザビリティを検証している。2006年はマーケティングやリスク管理に対する取り組みの状況も調査した。 ●首位はNECと富士通が並び立つ 2006年の調査対象は、国内の主要企業120社のWebサイト。64個の調査項目への対応度を調べて、100点満点で得点化しランキングを算出した。調査の結果、個人情報の管理体制の公開、高齢者や身体障害者に対する配慮などの点で、取り組みが不十分な企業サイトの多いことが明らかになった。 ランキングの首位は、NECと富士通が並んだ。富士通は2004年の調査開始以来、3年連続の首位。NECは前年の10位から一気に順位を上げた。富士通は、社内に専任
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