高速バスの昼行便に乗る最大の利点は、ゆっくりと思う存分集中して本を読んだり音楽を聴いたりできるところだと思う。 大人になるとなかなか読書や音楽にまとまった時間を取れなくなってしまう。せわしない日常生活に追われて、一冊の本をゆっくり読んだり、音楽のアルバムを一枚通して聴いたりすることが難しくなる。 高速バスの中だと、有無を言わさず長時間拘束されて何もすることがないのがいい。泣いても笑っても目的地に着くまではシートに座っているしかできないので、本や音楽に集中するにはもってこいだ。 僕がいつも高速バスの中に持ち込む一式は次のような感じだ。