ローカル線再編、難しさ浮き彫り 芸備線、自治体が協議拒否―JR西は国に介入要請 2022年11月19日07時13分 【図解】JR西日本の芸備線 採算が悪化したローカル鉄道の再編が全国的な課題となる中、岡山・広島両県間を走るJR芸備線を巡る動きが注目を集めている。「廃止ありき」を警戒する沿線自治体は再編協議入りを拒否。JR西日本は国の介入に望みを託すが、合意形成の難しさが浮き彫りとなっている。 [連載]南田裕介の「鉄印帳」片手に 「利用促進以外は議論しない」。今月2日、岡山市で開かれた芸備線利用促進の検討会議。沿線自治体側は、存廃も含む路線再編は今後議題としないことをJR西に通告した。 5月の前回会合でJR西は「特定の前提を置かずに将来の地域公共交通の姿の議論を開始したい」と求めたが、「廃止を前提にしているように聞こえる」(湯崎英彦広島県知事)と異論が噴出。要請は却下された。 JR西はこれを
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