能登半島地震への対応をめぐり、岸田総理大臣は、観光復興の新たな支援として、能登地域を対象に観光客の宿泊代の7割を補助する「復興応援割」を実施する意向を明らかにしました。現地で観光客の受け入れが可能になりしだい始める方針です。 岸田総理大臣は1日午後、今回の地震で大きな被害を受けた観光名所の石川県七尾市の和倉温泉を視察しました。 海に面した旅館が多いこの地域では、護岸が崩れたことで、今も大半が休業を余儀なくされていて、岸田総理大臣は担当者から被害状況などの説明を受けました。 このあと岸田総理大臣は記者団に対し「日本有数の温泉地である和倉温泉の再生は、能登地域のなりわい再建の象徴だ。あらゆる手段を活用して進めたい」と述べ、再建に必要な護岸の復旧工事などを国が主導していく考えを示しました。 また、観光復興の新たな支援として、能登地域を対象に観光客の宿泊代の7割を補助する「復興応援割」を実施する意