タグ

ブックマーク / www.cinra.net (8)

  • 『パラサイト』に見る、格差社会への失望と「諦めの悪さ」 | CINRA

    記事は映画編の内容に関する記述を含みます。あらかじめご了承下さい。 『グエムル』や『スノーピアサー』……「システム」への疑念を作品に込めてきたポン・ジュノ監督 ポン・ジュノの映画にはいつも社会への疑念が根底に存在しているように思う。『殺人の追憶』(2003年)や『グエムル -漢江の怪物-』(2006年)は、韓国で実際に起こった事件に着想を得て作られ、そこに韓国におけるアメリカという存在への不信がちりばめられていた。 韓国アメリカ、フランスで合作の『スノーピアサー』(2013年)では、温暖化をい止めようとした結果、氷河期が訪れた地球で、大企業が作った列車の中にある階級社会をSF作品として描いた。筆者がこの映画で来日した監督にインタビューを行なったとき、「作品を一言で表すと?」という問いかけに対し、「『列車を壊せ!』はどうでしょうか。列車は映画のなかではシステムを意味しますから、『シ

    『パラサイト』に見る、格差社会への失望と「諦めの悪さ」 | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2020/02/20
    “エク”
  • 「DASH村」はTOKIOをどう変えた? 番組プロデューサーに訊く | CINRA

    TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが

    「DASH村」はTOKIOをどう変えた? 番組プロデューサーに訊く | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2017/07/23
  • 独学の天才数学者ラマヌジャンの生涯を描く実話映画『奇蹟がくれた数式』 | CINRA

    映画『奇蹟がくれた数式』が10月22日から東京・角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国で公開される。 「アインシュタインと並ぶ天才」と称されたインドの数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの実話をもとにした同作。独学で数学を学ぶ傍ら、事務員として働いていたラマヌジャンを見出したイギリスの数学者G・H・ハーディとの出会いや、2人の友情、渡英後に重い病に倒れるラマヌジャンの波乱の生涯などを描く。原作はラマヌジャンの評伝『無限の天才 夭逝の数学者・ラマヌジャン』。 天才的な直感を持つラマヌジャン役をデヴ・パテル、ラマヌジャンをイギリスに招き、共同研究を始めるハーディ役をジェレミー・アイアンズが演じている。撮影はケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの協力を得て、同カレッジ敷地内で行なわれた。

    独学の天才数学者ラマヌジャンの生涯を描く実話映画『奇蹟がくれた数式』 | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2016/07/14
  • 橋本愛が着物で舞う、松雪泰子が1人2役の映画『古都』特報公開 | CINRA

    12月3日から全国で公開される映画『古都』のエンディングテーマ曲と特報が公開された。 1962年に刊行された川端康成による同名小説の現代版として、大人になった主人公たちを描く同作。京都の室町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の佐田千重子と大学生の娘・舞、千重子と生き別れた双子の妹で、京都のはずれにある北山杉の里で林業を営む中田苗子と娘の結衣の人生がパリで交錯するというあらすじだ。千重子と苗子の2役を松雪泰子が演じるほか、日文化披露するイベントのためにパリに向かう舞役を橋愛、美術の才能を活かしてパリに留学した結衣役を成海璃子が演じる。 エンディングテーマ曲に起用されたのは、新山詩織が歌う中島みゆき“糸”のカバー。特報には同曲が使用されているほか、松雪泰子の着物姿や、成海璃子が絵を描いている様子、橋愛が着物で日舞踊を披露している場面などが確認できる。 新山詩織のコメント 今回、映画「古

    橋本愛が着物で舞う、松雪泰子が1人2役の映画『古都』特報公開 | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2016/07/04
  • ヴィレヴァン下北沢店名物バイヤー・金田の語る成功論と怒りとは | CINRA

    2016.04.15 Fri Sponsored by 『30th Village Vanguard presents V.V.Rocks ~Sing Your Song!2016~』 「音楽を売る」ということは、今の時代、果たしてどういうことなのか。Perfumeや水曜日のカンパネラなどをブレイク前からいち早く応援し、単に商品を並べるだけでなく、限定盤を企画するなど独自の展開を行ってきたヴィレッジヴァンガード下北沢店の名物バイヤー、金田謙太郎。数々のカバー企画盤の制作も手掛けてきた音楽業界の仕掛け人の一人だ。彼への取材は、そんなことを改めて問い直すようなインタビューになった。 「遊べる屋」というキャッチコピーのもと、や雑貨など雑多な商品を所狭しと並べる個性的な店構えを魅力にしてきたヴィレッジヴァンガード。特に下北沢店は音楽の新しいムーブメントを発信する拠点として注目を浴びてきた。 そ

    ヴィレヴァン下北沢店名物バイヤー・金田の語る成功論と怒りとは | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2016/04/16
  • 日本デザイン界の巨匠であり仏僧 榮久庵憲司インタビュー | CINRA

    戦後日のデザイン界に多大な功績を残しつつ、今も世界各国の最前線で活動する、榮久庵憲司とGKデザイングループの名前を聞いたことはあるだろうか。日全国の家庭や堂で愛用されるキッコーマンのしょうゆ卓上瓶。日常生活の足として活用するJR中央線や成田エクスプレス。新宿副都心の交差点上に設えられた巨大なサインリング。東京都のシンボルマーク。その全てが彼らの仕事と聞いて驚く人も多いはずだ。知らず知らずのうちに誰もが日常の中で触れている榮久庵とGKデザイングループのデザインワーク。その仕事を網羅的に紹介する『榮久庵憲司とGKの世界 鳳が翔く』展の開催にあわせ、今年84歳を迎える榮久庵にインタビューを行った。 「すべての物に仏性が存する」と語る彼は、日のモダンデザインの開拓者であると同時に、なんと僧籍を持った僧侶でもある。デザインと戦後日を巡る約2時間のインタビューは難解な禅問答の様相を呈したが、

    日本デザイン界の巨匠であり仏僧 榮久庵憲司インタビュー | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2015/08/13
  • 本当の私って何だろう? 手嶌葵が取り戻した等身大の歌心 | CINRA

    鮮烈なデビューを飾った『ゲド戦記』の“テルーの唄”や、『コクリコ坂から』の“さよならの夏”などのジブリ映画を筆頭に、シンガーとして数々の映画音楽を歌ってきた手嶌葵。耳に残る透き通った幻想的な歌声で多くの人を魅了してきた彼女が、初めて作り上げたオリジナルフルアルバム『Ren'dez-vous』は、架空の映画のサウンドトラックのような風合いの一枚。フレンチポップ、タンゴ、スウィングジャズ、ブルースなど、これまでの彼女のイメージを大きく広げる、多彩な曲調の楽曲が収録されている。 そして、この作品は彼女にとって、初めて自分自身の感性をまっすぐに反映させた作品でもある。大貫妙子、いしわたり淳治などの作家陣を迎え、初めて自らも作詞に挑戦。幼い頃からこよなく愛してきた映画の世界はもちろん、恋愛や旅のモチーフを通じて、26歳の等身大の女性としての彼女の姿を垣間見ることができる。聴いていると、どこか異国の風

    本当の私って何だろう? 手嶌葵が取り戻した等身大の歌心 | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2014/07/23
  • コピペを繰り返す「文化系女子」を、それでも「あります!」と宣言する本 | CINRA

    監視網が張り巡らされている「女子の世界」 経済系男子、つまりまぁ、普通のサラリーマンと話すのが、ここんとこ劇的につまらない。女性は今何を考えているかを話すが、男性は今何をやっているかを話す。進めているプロジェクトの進捗具合や昨日の接待ゴルフでバーディーが何回出たという報告トークの無意味さは筆舌に尽くし難く、若者に向けられることの多い「承認欲求」という言葉って、実はゴルフでバーディーを取れたり取れなかったりする男性たちに浸すべき言葉なのかもしれない。近場で眺めている人はその無意味さを押し並べて見透かしているのだが、緻密に分析するほどのパターンがあるわけでもないので、男子の世界において「文化系」は、「経済系」を諦めて放牧している。その放牧は優越感にも繋がっていて、後述するが実はこれがいけない。 女子の世界は、分析する言葉がせめぎ合っていて、監視網が張り巡らされている。とりわけ「文化系女子」。「

    コピペを繰り返す「文化系女子」を、それでも「あります!」と宣言する本 | CINRA
    oguratesu
    oguratesu 2014/05/16
  • 1