米世論調査会社「ギャラップ」は14日、トランプ米大統領の支持率が就任後最低の34%を記録したと発表した。共和党支持層からの支持率も低下したが、それでも77%が依然としてトランプ氏を支持している。 ギャラップは就任直後から継続的にトランプ氏の支持率を調査。就任直後は45%で、これまでの最低支持率は3月末の35%だったが、今回これを更新した。 支持政党別では、共和党支持層での支持率が直前の82%から77%に低下。民主党支持層では7%で、無党派層では29%と初めて3割を切ったという。 調査は11日から13日まで実施。北朝鮮のミサイル発射問題が注目され、12日に米東部バージニア州で白人至上主義グループが集会を開き、反対派と衝突したなかで行われたが、それらが支持率低下に影響したかは定かでない。(ワシントン=佐藤武嗣)