「野球の世界では『セイバーメトリクス』という考え方が広まりつつあり、既にビッグデータ分析がチーム編成や選手強化などに活用されている。野球分野の事例を紹介することが、ビッグデータに関わる方にとって何らかのヒントになればと思う」---。 2012年10月10日、東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2012」(展示会は10日~12日)で、DELTAの岡田友輔代表(写真1、関連記事)が『ビッグデータが加速させる野球の構造理解~セイバーメトリクスによる分析範囲の拡大』と題して講演した。岡田代表は、日米のプロ野球を中心としたスポーツデータ分析を専門に手掛けるが、ビジネス分野にも応用できそうなデータ分析の考え方を詳細に話した。 セイバーメトリクスとは、アメリカ野球学会の略称であるSABR(Society for American Baseball Research)と測定基準(metric
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