玩具大手のタカラトミーは7日、同社とグループ会社4社の合計で約150人の希望退職者を募集すると発表した。人件費削減で経営の効率化を図る。希望退職者の募集は2006年にタカラとトミーが合併後初めてで、募集人員数は全従業員数の約17%に当たる。 対象は、タカラトミー本体の場合、勤続1年以上で35歳以上の社員。タカラトミーマーケティング、タカラトミーロジスティクス、タカラトミーエンジニアリング、タカラトミービジネスサービスのグループ会社4社のは40歳以上。募集期間は2月12日~3月1日で退職日は3月20日を予定している。対象者には、特別加算金を上乗せした退職金を支払うほか、再就職も支援する。 発生する特別加算金などの関連費用は、13年3月期決算に特別損失として計上する。業績への影響は現時点で未定としている。