黒石寺蘇民祭で、蘇民袋に入った護符・小間木(こまぎ、中央下)を奪い合う男衆(2008年2月14日撮影) 1100年の歴史を持つとされる勇壮な裸祭り「黒石寺蘇民祭」(岩手県奥州市水沢区)に男衆として参加した男性の下着を盗もうとしたとして、岩手県警水沢署は宮城県大和町の無職、宍戸次夫容疑者(72)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕していたことが18日、分かった。同署によると、宍戸容疑者は「(男性の)パンツが欲しかった」と容疑を認めているという。(サンケイスポーツ) 「裸の男と炎の祭り」と称される勇壮な黒石寺蘇民祭で、男性が男性の下着を狙うという珍事件が発生した。 17日午前4時35分ごろだった。黒石寺本堂に隣接した男衆の待機所に男が忍び込み、下着や衣類などが入った奥州市胆沢区に住む地方公務員の男性(33)のリュックサックを盗もうとした。