奇跡の瞬間だった。19日に開催した「超新星フラッシュマン」の放送開始30周年を祝っての「同窓祭」。約30年ぶりに、5人の戦士を演じた俳優と変身後を演じたスーツアクター、そして悪の幹部たちがそろい踏みしたのだ。私はイベントの構成・司会を務めた。 発起人はグリーン イベントを発案したのは、グリーンフラッシュ・ダイ役の植村喜八郎さん。喜八さんの呼びかけに、レッドフラッシュ・ジン役の垂水藤太さんとブルーフラッシュ・ブン役の石渡康浩さんが応じ、敵方「メス」の幹部役の俳優やスーツアクターに声をかけ、今年初めから準備を進めてきた。焦点は、芸能界を引退した女性キャスト、イエローフラッシュ・サラ役の中村容子さんとピンクフラッシュ・ルー役の吉田真弓さんが出演を決断してくれるかどうかにあった。二人とも、番組終了後、フラッシュマン関係での露出は皆無に等しい。「もう人前に出なくなって長いから」「私たちが出ても喜ばれ