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ブックマーク / cruel.hatenablog.com (5)

  • ケベック州のメープルシロップカルテル強盗事件 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Photo by Liz Castro, CC license 同じ人によるメープルシロップ製造全工程の写真。 Mental Floss で拾ってきたネタ。 カナダのケベック州は、世界のメープルシロップ生産の 70-75%を担っているそうなんだが、そこには「グローバル戦略メープルシロップ・リザーブ」なるものがあるそうな。16,000 のドラム缶いっぱいにメープルシロップが備蓄されていて、世界のメープルシロップ需給変動を緩和し、価格操作を行うためのリザーブとして使われているんだって。ちなみにやっているのは政府ではなく、生産者のカルテル。いいのかよ、こういうカルテルして。 で、このカルテルは生産調整もやっていて、ケベックのメープルシロップ生産者は、ここのお許しがないとメープルシロップを公式の卸売り市場で販売できないので、メープルシロップの闇市場というのがきわめて盛んなのだそうな。 2012年

    ケベック州のメープルシロップカルテル強盗事件 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • テレビの台本。生放送だと、非常に細かく作り込むのね。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    日経プラス10台(やめてくれとのお達し。残念!) こないだピケティがらみでテレビの生放送に出たんだけど、こんなに細かく台作るんだねー。これまでテレビに数回出たときは録画だったので、言いたいこといってあとでそれが編集されて使われる形式だったから、こんな細かく指定はなかった。あと、放送中断の場合とか、あらかじめきちんと決められてるんだね。なるほどなるほど。 山形浩生の「経済のトリセツ」 by 山形浩生 Hiroo Yamagata は Creative Commons 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

    テレビの台本。生放送だと、非常に細かく作り込むのね。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • クノー『文体練習』:アイデア勝負の文体模写。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    文体練習 (レーモン・クノー・コレクション 7) 作者: レーモン・クノー,松島征出版社/メーカー: 水声社発売日: 2012/09/22メディア: 単行 クリック: 201回この商品を含むブログ (5件) を見る 文体練習 作者: レーモンクノー,Raymond Queneau,朝比奈弘治出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 1996/11メディア: 単行購入: 15人 クリック: 532回この商品を含むブログ (145件) を見る クノー『文体練習』の新訳が出ていたので、買って読みました。ご存じない方のために説明すると、これはレイモン・クノーが、バス停で男を見かけ、そして二時間後に別の広場でまたその男が、だれかから服装アドバイスを受けているところに出くわす、という出来事を99通りの書き方で描いてみました、というもの。 通して読むというよりは、パラパラ読んでおもしろがるたぐいの、思

    クノー『文体練習』:アイデア勝負の文体模写。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 数年前のできごとなど。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    数年前に、確かあれは何かアート系の宴会だったと思うんだが、顔を出したことがある。ぼくはあまり有名ではないし、あまり知った顔もいなかったんだけれど、まあ何人かとちょろちょろ立ち話をするうちに、ぼくより少し若そうな――そうだな、五つくらい若かったのかな――人物とちょっと話をはじめて、しばらくとりとめもない会話をしたあとで、当然ながら名刺交換とは相成った。相手は、どっかの大学の英米文学の講師かなんかで、だったらぼくのことも聞いたことくらいはあるだろう、とこちらの名刺を出したところ…… 相手は突然顔色を変えた。 「え! 山形浩生さん、なんですか? あなたが??」 ぼくは一般にかなり怖い人だと思われているらしいので、ときどき外見が普通のおっさんなので驚かれることはある。でもその顔色の変え方と口調は、そういう純粋な驚きではなく、むしろ顔面蒼白のヤバイ感じの驚きだった。 そして彼はいきなり 「それはまず

    数年前のできごとなど。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 浜野『なんとかはキリストを超えた』:あきれた。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書) 作者:濱野 智史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/12/07メディア: 新書 ごみくず。このの理屈なら、長島茂雄が自分のアレで「巨人軍は永遠に不滅です」と言ったことをもとに、長島茂雄はキリストを超えたという説だって書ける。主張はすべて、かろうじて必要条件はあっても、十分条件皆無なので、信者以外には一言一句たりとも説得力ないよ。アキバ48を押し立てれば尖閣問題も竹島問題も解決だとさ。やれやれ。前著は少しいいと思ったけれど、今後ぼくはこの浜野の書いたものは目に入れないようにすることにした。もラオスに捨ててきます。こっちの古屋に売って純真なバックパッカーたちの精神汚染を引き起こしてはいけない。 追記 そうそう、ぼくが書でもう一つ耐えがたかったのは、もうを捨てちゃったので正確には覚えてないが、序文の最

    浜野『なんとかはキリストを超えた』:あきれた。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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