Text by 森松彩花 with 朝日新聞DIALOG編集部 Photo by 石黒シエル(撮影現場のカットと動画は伊澤さん提供) 「2030年の未来を考える」をコンセプトとしたプロジェクト、朝日新聞DIALOGでは、若きソーシャルイノベーターの活動を継続的に紹介しています。今回注目したのは、映画やドラマのアクション場面で活躍する伊澤彩織さん(26)。日本では数少ないスタントウーマンの一人です。アクションにかかわるに至った経緯や、スタントにかける思いを聞きました。 ナイフ同士のアクションシーンをつくる。青いシャツはスタントウーマンの和田崎愛さん 気弱ないじめられっ子だった Q: 幼いころから活発でしたか? A: 小学生のときは、クラシックバレエ、水泳など習いごとをたくさんやっていました。でも、気弱で、発表会や試合のときにはおなかが痛くなるタイプでした。スイミングスクールの各校舎の代表が集