運動は脳内のドーパミン生成を促すため、人々の健康には良いとされている。ただ、運動が好きな人もいれば運動すること自体が嫌いだという人もいます。 ジョージア大学 ・運動生理学教授のRodney Dishman氏が主導した研究では、「運動するか運動しないでダラダラ過ごすか」は遺伝子によっても左右される可能性があることが分かりました。 運動しても「ドーパミンの放出」を妨げる遺伝子を持つ人々が居る? Rodney Dishman氏率いる研究グループは最初に、健康で活動的なラットを用い動物実験にてドーパミン活性に関わる遺伝子に違いがあることを報告しています。研究者たちはこの研究をもとに、3000人以上の成人を対象として臨床研究・基礎研究を実施しました。 すると、ラットを用いた動物実験と同じような成果を確認できたと指摘しているのです。Rodney Dishman氏は「ドーパミンは幸福感に関連する神経伝達