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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (9)

  • メモるべきはインプットではなくアウトプット - Chikirinの日記

    昨日メモの取り方についてつぶやいたのですが、けっこう大事な話をしてるので、補足や、その後にいただいた質問への回答を含めまとめておきます。 まずはテキスト抜粋版から(自分のツイートなので、読みやすいよう改変してます。実際のツイートは後半に貼っておくので、RTしたい方はそちらをご利用ください) ★★★ あたしはメモはとるよ。 てか、メモらないとすぐに忘れる。「最近は」なのか「昔から」なのかよくわからないけど、メモらずに(大事なことを)漏れなくぜんぶ覚えておける人ってすごいと思う。 一方、対談とかインタビューを受けると、ほぼ100%録音されるんだけど(もちろん許可をとって)これは当に意味がわからない。 あたしは自分が取材をする側、インタビューする側の時は、いっさい録音しない。 理由は、録音データをあとから聞いたり(文字興しされたものを)後から読む時間が無駄だから。 インタビューや取材は、してる

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    ohtaman
    ohtaman 2019/08/18
  • マーケット感覚を身につけよう! - Chikirinの日記

    今週末、新刊 『マーケット感覚を身につけよう』 が出版されます。 下記の表紙からもわかるように、このは 2011年に出版した 『自分のアタマで考えよう』 と対になるとして書かれています。 といっても、続編とか実践編ではありません。 そうではなく、論理的思考とは全く反対側からモノゴトを考える方法についてのなんです。 ビジネス上の課題にしろ社会的な問題にしろ、問題を解くためには大きく分けてふたつの思考アプローチが必要となります。 ひとつめが「論理思考」であり、ふたつめが今回ので取り上げる「マーケット感覚」を活用した思考です。 ★★★ 10年くらい前からでしょうか。問題解決の手法として“ロジカルシンキング”が多くの人に知られるようになりました。たしかに論理思考のスキルは、非常にパワフルです。 複雑な問題を目の前にアレコレ悩むのではなく、問題を解きほぐして一つずつ分解、整理し、質的な課題

    マーケット感覚を身につけよう! - Chikirinの日記
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    ohtaman 2015/02/17
  • レビューだって価格設定され、市場化する - Chikirinの日記

    ここ何回かプライシング(価格設定)について書いてきました。今日は「レビューの価格」についてです。 ネットでモノを買う人が増え、商品や店舗にたいする“レビュー”の持つ影響力は今やとても大きくなっています。ホテルやレストランの評判からの感想、宅配される野菜から最新型の家電製品まで、ネットに掲載されたレビューを参考にする人はたくさんいますよね。 このため質の良いレビューを数多く集めることは、販売者にとって極めて重要です。しかし、それは簡単なことではありません。 レビューを増やすために市場運営会社は、レビュアーが有名になれる(もしくは、自尊心を満たせるような)仕組みを用意します。具体的にはレビューに対する評価(多くの場合、星の数)に応じて“ベストレビュアー”といった称号を与えるわけですが、これも組織票効果が大きく出るなど、巧く機能しているとは言えません。 レビューシステムの運営方針に関して、アマ

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    ohtaman 2013/09/06
  • クラウドソーシング 総まとめ - Chikirinの日記

    思いがけず多くのクラウド・ソーシングに関するエントリを書いたので、リンクをまとめておきます。 <連載エントリ> 01) ランサーズ訪問 全ての始まりはここでした。秋好社長(右)、山口さん(左)、ありがとうございました! 02) 「戦力外労働力」の市場参入が始まる 03) 企業の競争力を左右する新しい労働力調達市場 04) 世界の知をクラウドで集め始めたグローバル企業 05) すべての人、企業、国がもつふたつの選択肢 06) 市場が組織のルールを変えていく 07) 会社員も市場に評価される時代へ 08) 個人にとってのクラウドソーシング 09) 「低価格ジョブ」は民主的な市場に不可欠 10) 防護壁、そして障壁としての言語の壁 <参考図書> 「クラウドソーシングとは何か?」という基から、その広がり、可能性まで、一冊で全体観がわかります。6月に出たばかりなのでデータも新しくてお勧め。なんだけ

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    ohtaman 2013/08/09
  • 市場が、組織のルールを変えていく - Chikirinの日記

    以前のエントリで、企業にとってクラウドソーシングには3つの意味があると書きました。 1)コスト削減 2)オープン・イノベーション & オープン・プロブレムソルビング3)人事政策の大転換 今日は 3番目のトピックについて書いてみたいと思います。 ★★★ クラウドソーシング上での仕事には、いくつかの報酬パターンがあります。 ロゴやイラストの募集では、「応募作の中から、採用されたものだけに○○円支払う」、ウェブサイトの構築なら「こういう機能のサイトを作ってくれたら○○円」、「ブログ記事をひとつ書いたら○○円」、マイクロタスク型では、「ひとつの写真にタグをつけたら0.1円」などとなります。 一方、秘書サービスや、複雑なサイトの構築プロジェクトなどでは「一時間○○円」といった時間給で報酬を支払う場合もあります。 この場合、タスク遂行にかかった時間がワーカーの自己申告だけで決まるのは、納得できないと考

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    ohtaman 2013/07/29
  • リピートがすべて - Chikirinの日記

    最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に

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    ohtaman
    ohtaman 2011/12/12
    自分にはF2転換力が不足している
  • 犯罪統計より - Chikirinの日記

    先日、亀井大臣が「日で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」という発言をされていて吹き出した。 このおじさんは当に巧い。彼は元警察官僚で、殺人という罪の性格、その背景も含めよーくご存じのはずだ。それをああいう形で出してくる。ちょっくら経団連の雑魚どもにジャブでもかましとくか?って感じなんでしょう。 で、一ヶ月くらい前に河合幹雄さんという法社会学の学者さんのインタビュー番組を見たのを思い出した。実はちきりんは大学では法学部で刑法のゼミにいたので、犯罪学にはそこそこ関心があります。というわけで、その番組で取り上げられていた話から覚え書き的におもしろかった点をまとめておきます。 1.日は欧米先進国と比べて極めて治安のよい社会である。 人口比の強盗や強姦などについて、米国は日の100倍、欧州でも数十倍、という国が多い。日

  • アドバイスの正しいもらい方 - Chikirinの日記

    自分の悩み、決断できない何かについて、誰かからアドバイスをもらう場合、より有益なアドバイスが得られる方法3つをまとめてみました。 ルールその1 必ず両方の選択肢を質問に入れる。 具体例:「Aだと思いますか?それともBでしょうか?」 アドバイスを求められた時、相談された人がまず考えることは「この人は音ではどちらを望んでいるんだろう?」ということです。 大半の人は自分の心の中に答えを持ってます。相談された人の役目はそれを「ほら、そこに答えがあるでしょう?」と指し示すことです。 下記は転職についてアドバイスを求められている例です。 「すごく強く誘われているのですが、転職すべきでしょうか?」「そうですね、そんなに強く誘ってもらえるってなかなかないですよ。真剣に考えてもいいかもしれません」 「迷っているんですが、やっぱり断るべきでしょうか?」「そうですね。生半可な気持ちでyesって言わない方がいい

    アドバイスの正しいもらい方 - Chikirinの日記
  • “ドメでよかった”日本経済 - Chikirinの日記

    他にもいろいろ書きたいことはあるのだが、でもやっぱり昨今の経済状況についてというか、今何が起こりつつあるのかについて書き留めておくことにする。 多くの人が背筋で感じているように、今回の経済危機はほとんどの人にとって過去に経験のない未曾有のできごとになるだろう。だからこそ後から振り返った時に「あの時ってどんな感じだったんだっけ」ってことを記録に残しておくことに意味があるかも、と思うから。 まず最初に感じること、それは「国際的な国、企業、人ほど大変」ってこと。これは今回の経済危機の大きな特徴だ。 今、この経済状態をどう感じるかということについて人によってすごく温度差がある。危機感の強さは“グローバル経済に近いところにいる人ほど深刻”という状況で、“ドメスティックなものほど、日だけで完結しているものほど、痛みからも危機感からも(まだ)遠い”という状態だ。 たとえば企業。ソニーやIBMは大規模な

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