ブックマーク / kunisawa.net (500)

  • 広島サミットで使われたBMWの防弾車、なぜ13年以上前の旧型760iLなのか?

    広島サミットで使われたBMWの防弾車、なぜ13年以上前の旧型760iLなのか? 2023年5月22日 [最新情報] 広島サミットでG7メンバーの移動用車両に使われたのはBMW7シリーズの『High Security』呼ばれるカタログモデルである。防弾レベルは『VR6』と『VR7』から選べるのだけれど、日にあるのは前者だと思われる。思われる、と書いたのは警備上、スペックを公表しないからだ。つまりどんな武器に耐えるレベルの防弾車を使っているのか知られたくないからです。 普通、防弾車のレベルはその地域で使われる最大級の武器で襲撃された時に耐えなければ意味なし。といった点からすれば日はせいぜい拳銃か動物を撃つための猟銃レベル。200kg程度の重量増で済む一番レベルの低い防弾車だって全く問題無い。ただ世界中のVIPに乗って頂くことを考えると、出回っている小銃のなかで最も強力なAK47に耐えるレベ

    広島サミットで使われたBMWの防弾車、なぜ13年以上前の旧型760iLなのか?
  • 本当に環境問題を考えるならクルマの寿命だって延ばさないとダメでしょ。電動化車両の寿命は?

    当に環境問題を考えるならクルマの寿命だって延ばさないとダメでしょ。電動化車両の寿命は? 2021年9月30日 [最新情報] 当たり前のことながら電気自動車を普及させようとしているのは環境問題のためだ。確かに電気自動車は走行中、二酸化炭素を出さない。ただ二つの大きな問題を持っている。一つは皆さん誰でも解る「電気をどうやってつくるか」。二つ目が「生産したクルマのどれだけ長く使うか」だ。日で販売されているエンジン車の場合、平均して15年くらい使われる。 私の初期型は電池交換して現役! いや、海外に運ばれ余生を過ごすことまで考えれば余裕で20年以上だと思う。電気自動車ならどうか? リーフが発売されたのは11年前。初期モデルについちゃ、日国内での流通量が激減している。日産が電池のレトロフィットをやらないからだ。輸出されたリーフも、そろそろクルマとしての寿命を迎え始めたらしい。車両から電池だけ降

    本当に環境問題を考えるならクルマの寿命だって延ばさないとダメでしょ。電動化車両の寿命は?
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2021/10/02
    「EVの電池、劣化したら交換すれば良い」とは言うものの上手くいってない問題。急激なEVシフト推進派はこの辺、どう解決するつもりなんだろ?
  • アロンソ、新井PLの更迭を要求?

    以下にリンクした記事がウワサになっている。アロンソがマクラーレントと2016年の契約をするなら3つの条件を満たして欲しいという条件を出したそうな。最初の項目を見てびっくり! 何と! 新井プロジェクトローダーの更迭を要求しているのだった。当だとしたら前代未聞のことである。というかアロンソが果たしてそんなことを言うのか? ・リードモータースポーツのWeb そもそもマクラーレンのメインスポンサーはホンダである。プレシーズンテストの状況があまりに酷かったため、仮契約していたスポンサーに逃げられたといわれてます。確かに今年のマクラーレンに100億円近いスポンサードをしたって何の意味も無かった。その分をホンダが肩代わりしているようなのだ(というかF1関係者の皆さんそう言ってる)。 ドライバーからすれば雇用主。その批判などしたって良いことなどありません。ただウワサによればアロンソの移転先にメドが付いて

    アロンソ、新井PLの更迭を要求?
  • 事故に対する思いは企業によって違う(3日)

    改めて書くまでもなく、事故の当事者になりたくない。バンパーだけとか、ボディのキズだけという軽微な事故であっても、イヤな思いをする。日、ターンパイクでクルマとバイクの大きな事故が起きたという。私も出かけた帰り道、やはり早稲田通りで交通事故現場に遭遇した。右側に誰か倒れています。クルマの壊れ具合からして、楽観出来る状況ではないと考える。 仕事柄、様々な自動車メーカーの安全担当の人と話をする。昨晩もあるメーカーの安全担当TOPと様々な話をした。そのたびに感じるのは「目指す山の高さが違うし、登る速度も違う。装備に掛けるコスト意識にいたっちゃ全然違う」。さらに技術者の度量の差があるし、安全装備を作っているメーカー(日立やコンチネンタル、ボッシュ等々)だって制限されるのだった。 このあたりが自動ブレーキの性能になって出てしまってます。下はボルボV40の自動ブレーキの評価。この価格帯のクルマの中では圧

    事故に対する思いは企業によって違う(3日)
  • VWはお金儲けだけ考えた?

    VWのディーゼル不正問題で「燃費のため」とか「パワーのため」とか「コスト低減のため」といった話が出回っているけれど、その根拠を理解出来ました。同業者50人くらいを対象に今回の件について説明するという会あって出席したのだけれど、なるほど燃費ガー、パワーガー、コストガーという内容でした。今後、以下のような見解や記事出るかもしれません。 まず自動車メーカーのエンジン技術者である講師が推察したVWの不正内容だけれど、以下の通り。 ・NOx触媒タイプの場合 規制クリアのためテストモードではEGRを多量に使い燃焼温度低くしてNOx出さなくしている。そのまま公道を走らせるとドライバビリティ最悪になるし、燃費も悪化するから普段はEGR止めるという。 ・尿素SCRタイプは、テストモードだけ大量の尿素を吹いているという。通常走行は吹かないため規制値を超えるNOxを出す。 注・EGR=排気ガスの一部をもう一度燃

    VWはお金儲けだけ考えた?
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/10/17
    「テストモード以外でEGRを止め~すぐ劣化してしまう」正直にリッチスパイクしてNOx吸着還元を繰り返さず、一度吸着させて後はNOx素通しにしてしまえば触媒の寿命は伸びるでしょ
  • 日産のTOPって誰?(2日)

    昨日モリゾウさんのことを書いていて「あらら?」と思ったのが日産でございます。今までずっと日産と言えば志賀さんだった。ゴーンさんって総合社長であり、話を聞いても明後日の方法というイメージ。しかし志賀さんが副会長になって一線を退いて以後、日産の顔は見えなくなってます。役員リストを見るとゴーンさんの下は西川(さいかわ)さん。皆さん御存知ですか? おそらく知らないと思う。というか、私ら自動車業界に居てもどんな方なのか解らない。TOPの顔が見えない企業、安心感という点でなかなか難しいかもしれません。日産の国内販売を盛り返すには、そのあたりを考えなくちゃならんかも。もちろん事実上の国内販売責任者になった星野朝子さんなども面白いです。日産にも優れた人材はたくさんいるのにもったいない。 クラウンが比較的大きなマイナーチェンジを行ったけれど、装備リストを見たら新世代自動ブレーキ無し! 何で? すでにレーダー

    日産のTOPって誰?(2日)
  • マツコデラックスさんとモリゾウさん(1日)

    VWの不正問題で自動車を巡る社会的な雰囲気はあまりよろしくない。そんな中、マツコデラックスさんがトヨタの工場を訪れるというTV番組を見た。原稿の合間にホンのチョイトのつもりでの立ち見から始めたのだけれど、最初から面白い! モリゾウさん、イキナリLF-Aに乗って出迎えです。おまけにブリッピングなんかカマしてエンジン音聞かせてるし。 打ち合わせなどほとんど無かったのだろう。業界のジョウシキから考えれば隠しておきたいようなこともドンドン出てくる。社員堂でモリゾウさんの隣に座ったのは正社員になりたいという単身赴任の人だったり等々。元町工場のネーミングが「元・町工場」(元々は町の工場という意味)だということも初めて知りましたね。ラインの課長の社内移動車のドレスアップもマイッタ。 しかもモリゾウさんフルアテンド。結果的に強烈なトヨタのイメージアップになった。この人が社長の会社のクルマなら買ってもいい

    マツコデラックスさんとモリゾウさん(1日)
  • 自動ブレーキの誤表記とVWの不正

    今や自動ブレーキは重要な機能になってきた。自動車メーカーも認識しており、TVCFで大きなセールスポイントとして紹介している。けれどレーザー使ったタイプは31km/h以上になると機能そのものが稼働しなくなることを啓蒙しておらず。思い出していただきたい。一昨年の秋、マツダCX-5が自動ブレーキの体験試乗中、稼働せず突っ込んだ事故ありました。 ・マツダの自動ブレーキの事故 多くのメディアは自動ブレーキのトラブルを疑い、第一報でみなさんマツダの欠陥だと報じている。私の所にもTV局などから問い合わせあり、31km/h以上では稼働しないタイプなので確認すべきだとアドバイスした。この自動ブレーキ、センサーにレーザーを使っている。レーザーはETCゲートでの誤作動など避けられず、30km/h以下でしか信頼性を確保出来ない。 ・注 レーザー+カメラは31km/h以上でも稼働します 一方、TVCF見て自動ブレー

    自動ブレーキの誤表記とVWの不正
  • スズキの嘘つき『レーダーブレーキ』(30日)

    VWのディーゼル不正の件、どうやら燃費のためにやったと考えている人がいるようだ。おそらくNOx触媒についてあまり知らないのだと思う。2006年あたり、ホンダも日産もアメリカでディーゼルを売ることをホンキで考えており、様々な開発を行っていた。両車ともNOx触媒で厳しい規制値をクリア出来るメドを付けており、メディアに対しても「2009年に売る!」。 その際、NOx触媒を使うことによる燃費低下は4%以下だと明言していた。NOx触媒、還元のため短時間濃い燃料を吹くのだけれど、そいつが4%低下の理由です。また、排気ガステストモードだけ大量のEGRをするからパワー落ちる、という人もいるようだけれど、そんな幼稚かつ見え見えなことをしないで十分に規制値をクリア出来る実力を持っている。 ということを今回私とコンタクトしている大手メディアは理解して頂けた。日もお昼からTBSの『ひるおび』。この番組に出ている

    スズキの嘘つき『レーダーブレーキ』(30日)
  • 中国市場の冷え込みでVWも日本も(29日)

    中国の景気がいよいよ厳しくなってきた。何とか落ち込みに歯止めかけようと訪米した習主席ながら、ボーイングを300機買ったまでは良かったもののオバマ大統領と良好な関係を築けず、折しも発生したVW問題で習主席の訪米は成果無し。コレ見た関係筋が利益を確保するため売っているんだと思う。確かに中国がコケれば影響デガい! ここにきて注目されているVWについていえば、ディーゼルの不正問題と同じくらい中国市場の動きが重要。リーマンショックの際、日米のメーカーは大幅に販売台数を落とした。なのにVWは中国で販売台数を伸ばし、イッキにGM抜きトヨタに迫ったのである。中国が厳しくなると、台数をモロに落としてしまう。VWの株安、思ったより長引くかもしれません。 加えて中国の景気低迷は日にとっても好ましく無いこと。景気でなく日中関係であります。反日デモが発生して以後、中国の景気が低迷しても日は影響を受けにくくなりつ

    中国市場の冷え込みでVWも日本も(29日)
  • マツダのディーゼルは大丈夫か?

    VWの不正問題を受け、ディーゼルを売りにしているマツダに「大丈夫か?」といった電話が数多く掛かってくるという。マツダも黙っていられなかったのだろう。以下にリンクしたリリースを発表した。簡単に書けば「違法プログラムは使っていない」というもの。もっと言えば日の場合、乗用車に限って言えば裏口プログラムを使っていても違法じゃない。 ・マツダのリリース 商用車は禁止されているものの、乗用車について言えば使ってOK。ただ世界的なスタンダードからすれば禁止が多数派。そもそも倫理的にそんなことしたらアカンと自動車メーカーは考えている。加えて日のポスト新長期規制では経年変化を無視。数年後の排気ガスの担保無し。だからこそ来なら出ちゃいけない黒煙を吐くバスが未だに東京都内を走っているのだった。 ちなみにマツダのエンジンの総責任者である人見さんにディーゼルの件でガッツリ話を聞いたことがある。失礼なことながら

    マツダのディーゼルは大丈夫か?
  • 「ひるおび」と「みんなのニュース」(28日)

    早起きして御殿場へ。今日はBMW X5MとG63 AMG、カイエンGTSというメニューでございます。いずれもガソリンエンジン搭載のハイパワーモデルなので昨今悪者だとされているNOxは出さない。ちなみに写真のG63 AMGが544馬力/760NmでX5Mで575馬力/750Nm。これだけパワーあると2トン越の大柄なSUVのボディすら猛烈なイキオイで走らせる。 取材終了後、都内に戻って安さで有名な環8のガソリスタンドに寄る。何と! 軽油90円だって! プリカだと84円! 私が免許取った40年前のガソリンの価格でございます。これでV40Dだと18km/L走ってしまう。初めて買ったRX-7は都内だと4~5km/Lでした。ちなみにRX-7に乗っていた頃のガソリン価格って130円くらいだったと記憶している。複雑な心境。 12時過ぎからTBSの『ひるおび』という番組に出る。3分くらいかと思っていたら、3

    「ひるおび」と「みんなのニュース」(28日)
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/09/29
    NOx吸蔵還元触媒を適正に稼動させる為にリッチスパイクの頻度上げたら燃費は悪くなるでしょ
  • NOx吸蔵触媒(27日)

    今後はディーゼル車NOx問題が顕在化するかもしれない。先日のTOPでも書いた通り、吸入空気量に対し薄い燃料を吹くディーゼルはNOxを出す。ちなみにNOx触媒のロジックは、排出されるNOxを一時的に吸着させ、一定量になった時点で少し濃い燃料吹いて還元させるというもの。NOxを連続して還元することは今の技術だと触媒じゃ出来ないようだ。 また、負荷の小さい使い方をしているときは超薄い燃料だから大量のNOxを出す。そいつを防ぐため排気ガスを冷やし、もう一度エンジンに送り込んで(コールドEGRと呼ぶ)燃焼温度をNOxが発生しないまで引き下げている。マツダの場合、この技術が卓越しているためNOx触媒を使っていない。ただマツダもモード測定以外でNOxを出していると報じられ始めた。 いずれにしろ計測モードを外れた時にモードテスト値以上のNOxを出すのは避けられないかもしれない。もっと言えば、二酸化炭素の排

    NOx吸蔵触媒(27日)
  • 二酸化炭素かNOxか

    BMWも通常走行時に基準値を超えるNOxを出している、と報じられている。一方、BMWは違法なソフトや行為を行ってないというリリースを出した。VW以外のメーカーが、基準を守っているのに実走行テストでNOxを出すことは十分に考えられると思う。なぜか? 燃費を向上させようとすれば必ずNOxが出やすい環境になってしまうからだ。 欧州は1990年代から二酸化炭素を地球温暖化ガスの主因と考え減らすことを考えていた。二酸化炭素の排出量を減らそうとすれば、燃料の消費量を減らさないとならない。燃費の改善が大きな目標となる。方やアメリカは地球温暖化防止会議で削減の公約を拒否したことでも解る通り、二酸化炭素の排出量削減には興味をしめしておらず。 むしろロサンゼルスなどで発生してい地域的な大気汚染を防ぐべく、NOxなどの削減に注力してきた。つまりアメリカでは二酸化炭素よりNOxが悪者。欧州ではNOxより二酸化炭素

    二酸化炭素かNOxか
  • メディアの社会的な役割(24日)

    現在の技術でディーゼルエンジンを作れば、多かれ少なかれNOxを出してしまう。という点ではスピード違反のようなもの。原理主義者からすれば1km/hでも違反であり、そう主張されたらいかんともしがたい。原理主義者からすれば100km/h制限となっている我が国の180km/h自主規制すら納得出来ないでしょうから。 VWの排気ガス不正問題、ヨーロッパへも波及すると報じられている。ここで重要なのは、ユーロ5かユーロ6か、という点だ。2014年以降の新型車から発効となるユーロ6はアメリカの規制レベルとほぼ同じで、厳しいNOx対策が必要。方やユーロ5であれば、NOx触媒不要という数値。もしユーロ6対応のVWに疑惑が出ているというなら大きな問題だけれどユーロ5時代の車種なら「なんで?」。 もっと言えば、アメリカと日とヨーロッパ以外では現時点でもユーロ6やBIN5規制対応のサルファフリー軽油(硫黄濃度15p

    メディアの社会的な役割(24日)
  • NOxは毒ガス扱い(23日)

    VWの不正の件、国沢はVW寄りだと言うアニメ君達が多いようだ。みんなで一生懸命頑張っている排気ガス規制をダマしたことは最低な行為ながら、光化学スモッグと縁の無い郊外路で乗用車レベルのNOx出したって実害無し、というあたりがホンキで腹立たない理由だったりします。電気自動車の火力発電所だってNOx出すし。というかNOxについて知らないんだと思う。 TV関係の問い合わせで女性が担当だと、皆さん見事に口を揃え「日には入ってきてますでしょうか?」。正規輸入されていないというと、数台規模でも入って来てるのか、と言う。どうやらNOxをサリンのような毒ガスだと考えているようだ。NOxについてはカートップWebで書いたので、間もなくアップされると思う。もっと言えば、規制対応車でもモード以外でNOx出してるかと。 それより安全性についてのウソやデタラメ、隠匿などの方がずっと腹立たしい。タカタのエアバッグの件

    NOxは毒ガス扱い(23日)
  • VWディーゼル不正の概要判明

    VWのディーゼル不正問題のアウトラインが解ってきた。VW開発の排気ガス浄化システムはアメリカの厳しい規制値をクリア出来る性能を持っていたけれど、どうやら耐久性に自信を持てなかったようだ。アメリカの場合、新車時だけでなく約20万km走った時点でも(今はもっと伸びた)規制値をクリアしてないとならない。つまり性能保証しなければダメだとなっている。ここが難しい。 当時ホンダもアメリカでディーゼルを販売する計画を立てており、開発をすすめていた。けれど最後になって断念している。調べてみたら性能保証に自信を持てなかったそうな。なにしろ20万km走った後の性能をチェックするには、同じ距離を走らせなければならない。単純に100km/hで20万km走らせようとすれば、それだけで2000時間(83日間)掛かってしまう。 加減速を繰り返したり、安全マージンを見越したりすることなど考えれば猛急で試験しても半年かかる

    VWディーゼル不正の概要判明
  • NOxを出すのはVWのディーゼルだけか?

    Yahooニュースで書いたVWディーゼルの内容は普通の人向けであり、概念だけお伝えした。ということでも少し専門的な内容など。このWebでディーゼルの排気ガスの「甘酸っぱいニオイ」について何度か書いてきたのを覚えていると思う。その際、様々な方向から調べてみたのだけれど、甘酸っぱいニオイとNOxは密接な関係があると解ってきた。 そもそも排気ガス検査の時の「モードテスト」と通常の走行は全く条件が違う。例えばガソリンエンジンも、モード燃費の走行パターンだとクリーン。しかしアクセル全開加速すると、大半のクルマで濃い濃度のHCやPMを排出してしまう。HCは臭くて有害。PMも臭くて有害。現在の排気ガス規制、限られた条件だということを、大半のヒトが知らない。 ディーゼルの場合、長い下り坂や、長時間の渋滞など低負荷の状態続いて触媒が暖まらない時に大きな問題を抱えてしまう。徐々に温度下がっていき、触媒の働きが

    NOxを出すのはVWのディーゼルだけか?
  • VW不正問題に見るギョウカイの姿勢(21日)

    4時30分に家を出てアルファードのハンドル握り金沢の日自動車博物館へ。ナビで目的地をセットしたら510kmでございます。とりあえず真っ暗な関越道をクルコンセットして北西に向かう。途中、横川あたりで朝ご飯、と思っていたけれど、まだ朝早い。行程の3分の1となる東部湯の丸まで。 金沢、というか小松は思ったより遠い。黒姫通って日海に出た時点で200km以上残ってます。考えてみたら金沢までクルマで行くの、初めてである。400km少々で富山の高岡通過。ココ、今週末にラリーのため再訪の予定。生まれて初めて来た週に2回来るなんて妙な気分でございますね。 11時前に到着。日自動車博物館は2004年に来て以来だ。徳大寺師匠の受け売りだけれど、この博物館の面白さは普通のクルマのラインナップにある。普通博物館と言えばヒストリカルな名車を集めたがるもの。なのに当時は普通に乗れたクルマをコレクションしてあるのだ

    VW不正問題に見るギョウカイの姿勢(21日)
  • VWの罰金2兆円? KYBも6200万円の罰金(20日)

    スズキがフランクフルトショーに出展した『バレーノ』のスペックを見て驚いた。フィットなどより一回り大きい全長3995mm×全幅1745mmのボディながら、最も軽いMT仕様は865kgしかないという。現時点で装備内容など不明。サイド&カーテンエアバッグやエアコン、AT含んで930kgを下回ってくれば凄いと思う。 スズキの場合、今までのケースで考えれば安全面をあまり重視していない。ホンダ程度にすれば950kgくらいになるか? いずれにしろ日仕様の車重がどうなるか大いに楽しみ。もし競合他車より50kgも軽ければ、このカテゴリーに一石を投じることだろう。バレーノを買おうとは思わないけれど、刺激を与えて欲しい。 VWはディーゼル排気ガス規制の不正問題のため2兆円以上の罰金を政府に支払わなければならないと報じられている。毎度の如く最初に提示される罰金はデガくなります。様々な司法取引により減額されるのが

    VWの罰金2兆円? KYBも6200万円の罰金(20日)
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/09/28
    KYBの件はよくあるカルテル。VWと同列に扱うのはおかしいだろ